iドライブワークショップマニュアルより
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注意!
専用工具が必要なので、オーバーホールはプロショップに依頼して下さい。
また、質問等にもお答えすることは出来ませんのでご了承ください。
4mmアーレンキーと7mmソケットレンチ(XCR−2000/3000/4000は5mmアーレンキー&10mmソケットレンチ)でロアーショックボルトを取り外します。同様にアッパーショックボルト/ナットも取り外し、ショックユニットを抜き取ります。 |
左右のクランクを取り外します。アイドライブユニットのメンテナンスだけであれば右クランクを外す必要はありません。 |
5mmアーレンキーで、ロックボルトを3本抜き取ります。 |
カニ目レンチをアイドライブ玉押し調整リングのネジの切っていない穴に差込反時計回りに回転させて弛めます。 |
アイドライブ玉押し調整リングを取り外します |
アウターベアリング玉押しをアイドライブロックリングから取り、アウターシールを慎重に取り外します。 注:その際にシールがどのようにはまっていたのかを覚えておいてください。入れ方が違うと次に入れ込む際、うまくはまらなくなる恐れがあります |
3mmアーレンキーでロアードッグボーンボルト、アッパードッグボーンボルトの順に取り外します。 |
スイングアームを上方に持ち上げ、ドッグボーンを取り外します。 |
ドッグボーンブッシュを取り外す際は、片方が短く、片方が長いことを確認し、必ず短いほうから先にたたき出し、次に短いほうをたたき出す、の順に行ってください。再装着の際は、短いストロークの万力で、新しいブッシングを圧入して下さい。 |
アイドライブユニットを車体の右側へ引き抜きます。 |
右側のアウターシールを慎重に取り外します。 |
タップを使い、静かにたたいてアウターレースをアイドライブユニットから外します。 |
左右のインナーシールを外します。その際にシールがどのようにはまっていたのかを覚えておいてください。入れ方が違うと次に入れ込む際、うまくはまらなくなる恐れがあります |
タップを使い、静かに均等に円を描くようにたたいて、左右のアイドライブベアリングワンをリアスイングアームから取り外します。 |
すべてのアイドライブパーツを清掃、点検します。 |
アイドライブシェルを清掃します。 |
各部品を順番に並べると、再組み立てに際に順番を間違いづらくなります。 |
5mmと6mmアーレンキー(XCR−2000/3000/4000は5mmアーレンキー&かに目レンチ)を用い、ピボットリテインイングボルトとカップを取り外します。 |
スナップオンリムーバブル工具を用い、ピボットピンを取り外します。 |
リアスイングアームを前三角から抜き取ります。 |
ニードルベアリング及びピボットピンの具合を見るために、ガタがないかを確認します。ガタがある場合は交換します。ニードルベアリング及びピボットピンの交換が必要な場合は、必ず両方交換してください。ピンまたはベアリングのみの交換は、全体の寿命を短くします。 |
ベアリング工具で、ベアリングを取り外します。 |
ナットが奥に入り締め込めなくなってきたらネジのスペーサーの位置を変えるなどして完全に押し出されるまで続けてください。 |
メインフレームピボットを清掃し、ピボット内に薄くグリスを塗ります。 |